
- 一生懸命ノートとってもイマイチ覚えていない。
- 何度も読み返しているけど記憶に残りにくい。
- おすすめの勉強法ってありませんか?
今日はこんな疑問に答えていきます。
【間違った勉強法】
- ノートに時間をかけること
- テキストや参考書を何度も読むこと
- テキストや参考書にマーカーを引くこと
これらの勉強法がなぜ記憶できないのか、どうしたら記憶が定着するのか解説していきます。
勉強する目的は、一生使える知識にすること。そのためには記憶をしっかり定着する必要があります。
記事の内容
- 効果がない勉強法の紹介
- 記憶に残る勉強法の紹介
- コスパ最強の勉強法
参考図書
作業効率を上げるなら朝活もおすすめします。『【朝活メリット2選】朝に生産性が高まる理由を解説します』という記事を書いたので、参考にしてみてくださいね。
意味のない勉強法3選
何を知っていて、何を知らないのか、知っているつもりになっているものは何か。
勉強の目的は、知識を記憶に定着させること。なぜ記憶に残らないのか。
【記憶に残らない理由】
- 短期記憶で学習している
- 長期記憶に変えられていない
脳の記憶回路を使えていない学習は、全く意味がないです。
記憶に残りにくい「今すぐやめたい」勉強法を3つ解説します。
ノートに時間をかけることはやめましょう
記憶を定着させたいなら、ノートに時間をかけるのは、やめましょう。コスパ悪いです。
【3つの問題点】
- 時間がかかる
- 記憶に残りにくい。
- やった気になってしまう。
ノートに時間をかけるくらいなら、何度もテストする方が記憶定着には効果があります。
【改善策(ノート編)】
- 問題集にする
- キーワードだけ記録
後でテストができるように、キーワードのみピックアップしたり、問題集にしたノートを作っていきましょう。
文章ではなくキーワードにすることで、書く時間は大幅に削られ、テストを増やすことでたくさんの情報を記憶しちゃいましょう。
テキストや参考書を何度も読むのは今すぐやめよう
何度も読むことは、少しずつ文章に慣れていくので、わかった気になってしまいがちです。
【3つの問題点】
- 覚えた気になる。
- いつでも思い出せる気になる。
- 「読める=わかる」と勘違いする。
1週間後、1か月後、一生使える知識にするためには、思い出す作業が必要。
文章を読むということは、見ているだけで脳の記憶回路を使えていません。
記憶回路を使わないと、記憶に残すことはできません。少しでも「思い出す」作業を取り入れることで記憶力は格段に上がります。
【改善策】
- テストを繰り返す
- 読む前に思い出す、考える
記憶を定着させるために、テストを通して、記憶を引き出す練習をしていきましょう。
記憶したいならマーカーは意味がありません
マーカーを引いても記憶は定着しません。
むしろ覚えた気になり、理解しているものと理解できていないものの区別がつかないままになるため危険です。
マーカーを引くのではなく、そこが答えになるような問題を作りましょう。
記憶に残す勉強のポイント
- 問題集を作り、テストする習慣をつくる。
- 思い出す作業が無い限り、記憶は永遠に定着しない。
- ノートをきれいにとる、何度も読む、マーカーを引くのは最小限にし、テストに時間をかける。
最強勉強法1:記憶が定着する勉強法は一択「テストすること」
記憶は、何度も頭から引き出すことで強化されていきます。
何かに例えたり、既に知っていることと紐づけて思い出しやすくする必要があります。
知っていることではなく、知らないことを理解することに時間をかけていきましょう。
知識が増えることで、新しいことも覚えやすくなります。まずは、知識を増やすための勉強法を解説します。
記憶の定着には「テスト」が1番
勉強において、1番大事なのは「復習すること」です。そこで、効果を発揮するのが「テスト」。
でも、テストって嫌ですよね。
【テストのデメリット】
- イライラする。
- 自信を無くす。
- すらすら勉強できない。
文章が読めるから、理解できているわけではありません。見たことがあるからと言って、理解できているわけではないです。
理解とは自分で説明できるようになることです。
テストは辛いですが、それ以上に理解力を上げる価値を提供してくれます。
【テストするメリット】
- 記憶回路が強化される。
- 理解が足りないものを把握できる。
- 理解不足を補うために必死に覚えようとする。
何度も思い出すことで、記憶を引き出しやすくなります。
知っている気になっていたけど、理解が足りないものに気づくことができます。
必死に覚えるために、キーワードを見つけたり、例え話を作ったり、試行錯誤することで記憶は強化されます。
テストを積極的に取り入れていきたいですね。
勉強例:読書テストはどうやってするか?
- 目次テスト
- 単語・用語テスト
- 要約テスト
- キーワード3つを覚えておく
- テストするタイミングは早いほど効果的
目次すべてに「とは?」を付けることで、テストできます。知らいない言葉の意味やセクション毎の要約をテストしてみましょう。
一言での説明より、キーワードを3つ使った説明は説得力を高めます。説得力が高まるということは記憶しやすいということです。
初回のテストは、早かれば早い方が効果的です。あとは1日後、1週間後、1か月後にテストしていきましょう。
例え覚えていなくても、そこでもう一度復習することで、記憶回路は強化されます。
読書については『【読書を継続する3つのコツ】間違った読書法が身についていませんか?』にて詳しく解説しています。
最強勉強法2:テスト効果をさらに活かす方法
ひたすら同じことを繰り返す勉強や練習は、今すぐやめましょう。
違うものと「交互」に、時には「ごちゃまぜ」にすることで記憶力は一気に上がります。
簡単に解説していきますね。
交互に学習(練習)する
ちゃんと覚えるまで、同じことを繰り返すことに意味はありません。
1つのことだけを繰り返すより、他のものと「交互」にやる方が、その違いを認識することで覚えやすくなります。
交互練習の例
- 1つの絵をひたすら見るより、2つの絵を見比べる方が、特徴を把握しやすい。
- 織田信長のことだけ学ぶより、織田信長と豊臣秀吉を比較しながら学ぶ方がわかりやすい。
- ストレートの球を打つ練習だけより、ストレートとカーブを交互に打つ練習した方が、身体がその違いを学んで応用力がつきやすくなる。
違いを認識する方が覚えやすく、応用力が鍛えられるということです。
「ごちゃまぜ」にする「多様練習」とは?
数学だけを勉強するより、数学と国語、英語、社会をごちゃまぜにした勉強は、脳全体が活性化されることで理解力が上がります。
数学脳だけでなく、読解力や発音、説明力と必要なスキルを混ぜることで、脳全体で物事を捉えようとします。
結果的に、記憶に残りやすく、脳が鍛えられます。
多様練習の例
- 野球なら、ストレートとカーブを交互に打つ練習より、ランダムな球種を打つ練習の方が鍛えられる
- 読書なら、ジャンルが全く違う本を「ごちゃまぜ」にする
人生は、何が起こるかわかりません。順番通りにやってくることもありません。常にランダムな世界では、自分の経験をどう活かすか、応用できるかが大切です。
ごちゃまぜ練習で、知っているものを応用できる力に変えられます。
集中力や記憶力を上げるなら「運動」もおすすめです。『朝活で筋トレをしないとデメリットでしかない?【脳パフォーマンスを最大に】』にて詳しく解説しています。
まとめ:最強の勉強法は一択「テストする」
記憶に残す勉強法
- インプット直後の「テスト」
- 少し間隔を空けてから「再テスト」
- ひたすら同じことを繰り返すのではなく、違うものを「交互」、あるいはジャンルを「ごちゃまぜ」にして応用力を磨くこと
交互練習、多様練習で、脳を刺激し活性化することで、記憶に残りやすい状態にしていきましょう。
インプットした後はテストすることを忘れずに。
最後までありがとうございました。
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