ビッグファイブ理論とは?心理学で性格の『特性』を分析してみよう!

勉強
  • 自分の強みってなんだろう?
  • 自分の良いところが見つからない。
  • 人見知りで自分に自信が持てない。

今日はこんな疑問や悩みに答えていきます。

 

記事の内容

  • ビッグファイブ理論とは?
  • 弱点が強みに変わる特性論を理解しよう。
  • 簡易版のテストで自分の特性を見つける。

あなたは、自分の強みや弱点をどのように把握していますか?

 

ビッグファイブ理論の性格診断は、「A型は几帳面」というような血液型占いのようなタイプで分けるものではなく、几帳面の程度(尺度)がどれくらい高いか低いかを知る理論です。

 

高いから良い、低いから悪いわけでなく、それぞれの得意不得意を理解する手助けとなる性格診断。

 

科学の研究分野でも信頼性が高く、世界中で最も信憑性のある性格分析と言われています。

 

2分かけずにできる「簡易版テスト」もあるので、この機会にぜひ参考にしてみてくださいね。

 

人見知りで、消極的なことが悩みだった僕は、ビッグファイブの特性を知ることで、その強みの活かし方を学びました。

この記事を読むことで、あなたも自分の性格の強みを理解するだけでなく、苦手だと思っていたものが強みに変わる発見があるかもしれません。

 

それでは、解説していきます。

 

参考図書

 

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【心理学で性格特性を分析】ビッグファイブ理論とは?

【心理学で性格特性を分析】ビッグファイブ理論とは?

「ビッグファイブ」とは、次の5要素の特性の強さを組み合わせることで、複雑で多様な人の性格を分析する方法。

  • 誠実性
  • 協調性
  • 開放性
  • 外向性
  • 神経症傾向

それぞれの傾向がどの程度強いか知り、他の要素と掛け合わされることで自分の性格を理解しやすくなります。

 

例えば、次の2人を比べてみましょう。

 

  • Aさんは、誠実性(真面目度)が高く、協調性(共感能力)が高い人
    →真面目で周囲に気遣いができるけど、周りを気にし過ぎて自分の作業に集中できないこともある。
  • Bさんは、誠実性(真面目度)が高く、協調性(共感能力)が低い人
    →真面目で周りよりも自分の道を深く追求する人、周りの目を気にしないため孤立することもある。

一つの特性が同じでも他が間逆になることで、全然違う人物像の印象を抱くと思います。

 

自分の行動や思考の基準を理解するには役立つ性格分析です。

 

特性が高いから良い、低いから悪いわけでなく、それぞれの得意不得意を理解することが大切です。

 

【心理学で性格特性を分析】ビッグファイブ理論の5つの要素とは?

【心理学で性格特性を分析】ファイブ理論の5つの要素とは?

計画性や継続力、まじめ度を表す『誠実性』

【誠実性の高さを表すキーワード】
計画性がある、規律正しい、注意深い、忍耐強い、非衝動的
【誠実性の低さを表すキーワード】
無秩序、自発的、不注意、軽率、衝動的

誠実性は、自分がやりたいことに対して、どのように反応するか理解する項目です。

 

誠実性が高い人と低い人の特徴を見ていきましょう。

 

【誠実性が高い人を一言で表すなら?】
どんな困難も乗り越えて、計画を遂行していく努力家。長期戦が得意。

【誠実性が低い人を一言で表すなら?】
気になることを一つ一つ試さないと気が済まない行動派。短期戦が得意。

誠実性が高い人は、苦手なことを克服する忍耐強さで成功を手に入れやすい性格です。まじめ過ぎて、急なトラブル対応やアドリブが苦手な一面もあります。

 

誠実性が低い人は、気が散りやすいため、計画性や継続力は欠けますが、自由で行動的、アドリブ対応が得意な賢さを持ち合わせています。

 

誠実性は、自分がやりたいことに対して、コツコツ積み上げていくのか、行動力で突き進むかを把握する項目です。それぞれに苦手な一面があることを忘れずに。

 

共感力やコミュニケーション力を表す『協調性』

【協調性が高い人を表すキーワード】
感じが良い、協力的、友好的、支援的、同情的
【協調性が低い人を表すキーワード】
皮肉屋、対立的、非友好的、意地が悪い

協調性は、人との関わり方を表す項目です。

 

協調性が高い人と低い人の特徴を見ていきましょう。

 

【協調性が高い人を一言で表すなら?】
自分のことより周りを思いやり、共感力に優れたチームワークの要
【協調性が低い人を一言で表すなら?】
周りを気にせず、自分の道をひたすら突き進む専門家

協調性が高い人は、周りから信頼され、協力的に物事に取り組む強みがありますが、相手を気にし過ぎて、自分のことに集中できなくなる一面もあります。

 

協調性が低い人は、自ら道を切り開く力をもっているため、理論的で、問題解決能力も高く、判断力が優れているためリーダーに向いています。ただし、相手の目を気にしないことで、知らないうちに敵を作ることもあります。

 

協調性は、人との関わり方を理解できる項目です。共感で周りをサポートしていくか、専門性を磨いて周りにサポートされる側か、自分の特性を理解して活かしていきましょう。

 

好奇心や行動力を表す『開放性』

【開放性が高い人を表すキーワード】
想像的、感受性が豊か、行動的
【開放性が低い人を表すキーワード】
現実的、安定志向、用心深い

開放性は、新しい考えや世界、人間関係や環境をどのように受け入れるか表す項目です。

 

開放性が高い人と低い人の特徴を見ていきましょう。

 

【開放性が高い人を一言で表すなら?】
好奇心豊富でチャレンジ好きなアイデアマン。

【開放性が低い人を一言で表すなら?】
安定志向の手堅い保守派。

レストランで、頼むメニューが毎回違う人は、開放性が高い人、いつも同じ人は開放性が低い人。

 

移動ルートが頻繁に変わる人は、開放性が高く、いつも決まったルートを使う人は開放性が低いといった感じです。

 

開放性が高い人は、常識の枠を超えて、アイデアを生み出し、感受性が豊かなため、人を引き付ける文章や音楽、絵画など芸術性も持ち合わせています。

感受性が豊かな分、楽しい気分だけでなく、不安やネガティブな感情も感じやすくなります。

 

開放性が低い人は、手堅い守備で安定力が抜群ですが、堅実過ぎてちょっと物足りないと周りに思われるかもしれません。

 

開放性は、新しいものに対して、どのように行動するかを表す項目です。どんどんチャレンジしていくか、積み重ねてきたものを手堅く大切にしていくか、あなたの行動基準に活かしていきましょう。

 

社交性や積極性を表す『外向性』

【外向性が高い人を表すキーワード】
社交的、積極的、自己主張型、野心家
【外向性が低い人を表すキーワード】
人見知り、控えめ、自己完結型、安定

外向性が高い人は、人間関係への積極性を表します。

 

外向性が高い人と低い人の特徴を見ていきましょう。

 

【外向性が高い人を一言で表すなら?】
社交的で興味や関心に積極的な野心家

【外向性が低い人を一言で表すなら?】
人見知りだけど、不安要素を逃さない冷静沈着な分析家。

外向性が高い人は、専門家よりなんでも屋。手当たりしだい積極的に行動できるのが強みです。報酬や地位、ステータスに興味を抱くことでモチベーションが上がります。先走って失敗することもしばしば。

 

外向性が低い人は、好きなことや興味あることをひたすら深堀していく専門家要素あり。

人見知りだけど、研究者のようにとことん追求する性格です。内気、消極的ではありますが、人づきあいや探求心は、狭く深く追求する強みがあります。

 

外向性は、人づきあいや物事へのアプローチ方法を理解できる項目です。考え方が全く違うので、強みと弱点をしっかり抑えましょう。

 

メンタルの安定性を表す『神経症傾向』

【神経症傾向が高い人を表すキーワード】
繊細、ネガティブに敏感、気配り上手、メンタル弱い
【神経症傾向が低い人を表すキーワード】
鈍感、安定、メンタル強い

神経症傾向は、周囲の刺激や不安やネガティブへの感度、メンタルの強さを表します。

 

神経症傾向が高い人と低い人の特徴を見ていきましょう。

 

【神経症傾向が高い人を一言で表すなら?】
気配り上手で感受性豊かな繊細屋。

【神経症傾向の低い人を一言で表すなら?】
うっかり忘れがたまに傷、それでも冷静沈着で頼れる存在。

神経症傾向が高いほど、優れた感受性を持っているので、繊細な気配りができるだけでなく、他の人が気づきにくいリスクも見逃しません。ただし、不安やネガティブに対しても敏感なので、メンタルが不安定になりやすい傾向を持っています。

 

神経症傾向が低いほど、物事に動じないメンタルを持ちますが、リスクに気づきにくい弱点があります。

 

ネガティブに対する向き合い方やどのように反応するのか理解するのに役立つ項目です。メンタルやストレスとの付き合い方をしっかり抑えておきましょう。

 

【心理学で性格特性を分析】簡易版ビッグファイブテストで性格診断してみよう

【心理学で性格特性を分析】簡易版ビッグファイブテストで性格診断してみよう
今回、性格特性を分析するのに使うのは「TIPI」という10項目の質問に答えるもの。

 

性格の特性は、環境や状況によって大きく変わるものもあるので、定期的に性格診断してみましょう。

 

簡易版テストをやってみる

回答の選択肢は次の1から7までの7つがあります。

 

どちらでもないが4、数字が高いほど強く思うという評価方法です。

 

  1. 全く違うと思う
  2. おおよそ違うと思う
  3. 少し違うと思う
  4. どちらでもない
  5. 少しそう思う
  6. まあまあそう思う
  7. 強くそう思う

下の10個の文章に対して自分自身にどれくらい当てはまるか、上の7段階評価で回答してみましょう。

 

数字はメモしておいてくださいね。()内の数字は今の僕の回答です。

 

私は自分自身のことを…

  1. 活発で、外向的だと思う(1)
  2. 批判的で、もめごとを起こしやすいと思う(1)
  3. しっかりしていて、自分に厳しいと思う(6)
  4. 心配性で、うろたえやすいと思う(2)
  5. 新しいことが好きで、変わった考えを持つと思う(5)
  6. 無口で、おとなしいと思う(6)
  7. 同情しやすく、やさしい人間だと思う(5)
  8. だらしなく、うっかりしていると思う(2)
  9. 冷静で、気分が安定していると思う(7)
  10. 独創的ではなく、平凡な人間だと思う(3)

集計方法は次の通りです。

  • 誠実性={項目3+(8-項目8)}/2
  • 協調性={(8-項目2)+項目7}/2
  • 開放性={項目5+(8-項目10)}/2
  • 外向性={項目1+(8-項目6)}/2
  • 神経症傾向={項目4+(8-項目9)}/2

TIPI(The Item Personality)(Gosling,Rentfrow,Swann 2003)

いかがでしたか?

 

次は、僕の結果を参考に性格分析をしていきましょう。

 

僕の強みと弱点

  • 誠実性:6.0(基本はまじめ)
  • 協調性:6.0(思いやりがある)
  • 開放性:5.0(感受性豊か)
  • 外向性:2.0(人見知り)
  • 神経症傾向:2.0(メンタル安定)

誠実性、協調性が高いので、まじめで人付き合いを大切にする反面、周りを大切にし過ぎて自分の作業時間をとれず、時に自分の首を絞めてしまうこともありそうです。

 

また、外向性と神経症傾向が低いので、人づきあいは苦手だけど、それに対する不安はあまり気にせず、安定した状態で自分を深堀していく傾向がありそうです。

 

メンタルの安定力がある分、まじめな態度で自分のやりたい事や人と向き合うことができそうですが、開放性が高く感受性が優れているけど、神経症傾向が低い分、注意力が欠けることもあり。弱点を誠実性でカバーすることで、克服しやすいかもしれません。

 

性格特性は、環境の変化やストレスで大きく変わります。状況や感情に変化がある度に、性格分析をして、深堀していきましょう。

まとめ:ビッグファイブで自分の性格特性を理解しよう

【心理学で性格特性を分析】ビッグファイブで自分の性格特性を理解しよう
ビッグファイブの性格分析を使って、得意なことに対する隠れた弱点に気づいたり、弱点を強みに変える考え方を得ることができます

 

  • 誠実性:一転集中型か、行動派か
  • 協調性:チームワークか、自分の道を追求するか
  • 開放性:好奇心旺盛か、堅実派か
  • 外向性:積極的か、深堀りするか
  • 神経症傾向:相手の心の変化に敏感か、メンタル安定か

低いから悪い、高いから良いのではなく、それぞれの強みと苦手なところを理解して、人づきあいや自分のやりたいことに対して特性を活かしていきましょう。

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